どこに行っても人間関係で悩みました。
会社に入って、組織の中に入ると、ほとんどの人が経験するのが人間関係の悩み。
仕事だけでも大変なのに、職場の中で人間関係の悩みがあると本当に大変です。
私も職場の人間関係で悩んできたし、今でも悩んでます。
その前に私がどんな人間かというと、
見た目はブサイク、仕事はメチャクチャできるわけではなく、
可もなく不可もなくといったところ。コミュニケーションも普通。
中間管理職、管理系の業務。年齢はアッパー40。
なので、いたってどこにでもいる普通のサラリーマンです。
転勤で販売も営業も経験してきました。
そして転勤するたびに思ったこと。
どこに行っても職場の人間関係の問題は大小関わらずあるということ。
だから悩みますよね。
いい上司や同僚、後輩、反対に嫌いな人、大っ嫌いな人。
出会ってきましたよ。いろんな人と。
配属先で人間関係の悩みが出てくるんだけど、
少しでもみなさんの参考になればと思って
どのように対応してきたのかをお話ししたいと思います。
まだ若い頃、職場の人間関係の悩みがあった時は、
よく友達・同僚・先輩に相談してました。
年が近い人との会話は楽しいけど、やっぱり同年代の人の考え方だと思うんです。
先輩や年が離れた経営者の方からは、様々な経験談を聞かせていただき、
とても勉強になりました。
若い時に教えていただいたことは、その後のサラリーマン人生に役に立つことが多かった。
そして本を、本を読み始めたのもこの頃。
本を読み始めたは、まわりの人から聞く話以外のものが、
本に書かれていたから。
それまで、本を読むことがほとんどなく、人から勧められた本を流し読みするだけで、
内容は頭の中に入ってこないことが多かった。
でも何かのきっかけに本を読み始めると、本の良さに気が付き、
いろんなジャンルの本を手に取り、興味が湧いたら読み進める
そんな読み方をしてました。
これでけっこうたくさんの本を読むことができました。
本を買えればいいんだけど、(見返す時があるから)
お金がない時は、ブックオフや古本屋、
そして図書館で本を借りてました。
図書館はいいですよ、
新刊や古典、ジャンルを問わずいろんな本があって、
貸し出し中だったら、予約すれば借りれるので、
よく行きましたね、図書館には。
図書館は上手に活用すれば、お金の節約ににもなるし、
あんまり本にお金を使えない人にはおすすめです。
この本で救われました。
ちょっと話がそれましたが、人間関係に悩んだ時に読んだ本で、
とてもよかった本がこの本、
「ストア派哲学入門 ──成功者が魅了される思考術」
哲学者マルクス・アウレリウス、エピクテトス、セネカの名言をまとめた本です。
2017年に発刊された本ですが、私が購入したのは2021年。
とても悩んでいた時に目にして、導かれるように即購入。でした。
一通り読み終えて、
この本を買って本当によかった!
仕事・職場・環境はそのまま、まわりの人も同じなのに、悩みが軽くなりました。
「自分がコントロールできるもの、できないもの」
自分がコントロールできる範囲を理解し、
コントロールできないものに煩わされない。
本の中にはこの言葉がありました。
本当にその通りです。
自分が出来ることは集中してやる、
でもそれ以外のことには煩わされないように生きる。
本は読む人によっていろんな解釈があると思うけど、
私はそんな風に理解しました。
そう思うようになってから、人間関係もラクになりました。
関係が良くなるようにできる限りの努力はする、
これ以上は無理、自分が潰れてしまう、という直前まで努力はするけど、
それでどうにもならなかったら、自分のコントロールできる範囲を超えてしまうので、
そこから先のことは考えないようにしたんです。
会社勤めはそれが評価に繋がったりするから余計に人間関係の悩みが出てくるけど、
それが一生続くわけじゃないし、
人が変われば評価も変わる、ので、
それまで自分を磨くため、見えない努力でも一生懸命しておけばいいと思います。
まとめ
「自分がコントロールできるもの、できないもの」
自分がコントロールできる範囲を理解し、
コントロールできないものに煩わされない。
自分が出来ることは集中してやる、
でもそれ以外のことには煩わされないように生きると、
ストレスが軽減されます。
今も悩んだり落ち込むこともあるけど、この本を読み返したり、
このことを思い出すと心も軽くなります。